或るジャンヌオルタちゃん好きのクワカブ飼育記

或るジャンヌオルタちゃん好きの奇蟲飼育記のクワカブ版

支店完成(ユウのクワカブブログ完成)

本家のブログをご存知の人はどうも、初見の人は初めまして、ユウです。
今日からクワカブのブログを書くことにしました。(このブログ自体は四週間前くらいに開設したんですけどね…)家で飼っているクワカブやカナブンとかの紹介や繁殖についてつらつらと書いていくつもりです。
本家ブログのクワカブバージョンだと思ってください。気が向いたらですが本家の方のクワカブ記事もこちらにも載せていくつもりです。
更新頻度は本家以上に超々不定期になりますがこちらの方もどうぞよろしくお願いします

【本家ブログ:https://yujdoearthtiger.hatenablog.com/?_ga=2.248319566.8147353.1604894799-1859763532.1529839665

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俺は本物のひょうちゃんを見たことがない(ルイスツノヒョウタンクワガタの飼育繁殖)

皆さんお久しぶりです。

~スーパー戯れ言タイム~
最近新型コロナが猛威を振るっていますね。自分は2009年(2008年?)の新型インフルエンザのパンデミックも経験していますが、ここまで日本を含め世界中で死者を出している感染症は見たことがないです。ここ数日で東京の感染者数も急激に増加しているので、この先どうなっていくのか分からないですね… 1日でも早く終息する事を祈っています。

本題

今回紹介するのは

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ルイスツノヒョウタンクワガタ
Nigidius lewisi
 外国のクワガタのような名前をしていますが、れっきとした日本に生息しているクワガタです。体長は2センチほどで、アゴの根元のところにツノが付いているなんとも風変わりなクワガタになります。
本州から南西諸島にかけて生息していますがそのうち本州の生息地が変わっており、和歌山、四国、九州の太平洋側でしか確認されておりません。一説では黒潮の流れによってこれらの地域に流れ着いたと考えられており、その証拠に海岸近くの森で本種の生息が確認されています。自分とこで飼っているのは和歌山産です。
 ちなみにオスもメスも全て同じような外見になっており、普通のクワガタのような雌雄判別が困難となっています。このクワガタの見分けるポイントというと、前胸部の縁の形状がオスの場合は半月のような形になっており、メスの場合は三日月のような形になっています。そのためこのクワガタを繁殖させる際は産卵セットに複数個体をいれた方が成功率が高いです。
■雌雄の見分け方 - 昆虫専門 INSECT ULTIMA
 さらにこのクワガタの変わったところは、生活のほとんどを朽ち木の中で過ごし、コロニーを形成するといわれています。そして一番の変わったポイントが、このクワガタ肉食性なんですw


 クワガタのメスが交尾後に産卵に向けて動物性タンパク質摂取のために肉食傾向が強くなるのはありますが、このクワガタはオスもメスも肉食性になっています。もうここまで来るとクワガタではなくて奇蟲ですね、これ
 自分とこのルイスツノヒョウタンクワガタの飼育繁殖方ですがいたってシンプルで
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こんな感じでフジコンのクワデブロを約半分を固く詰め、あとは普通に入れただけものになります。材は使っていません。エサは昆虫ゼリーよりも虫の死骸やクワガタの幼虫が一番嗜好性が高いようなので、うちではデュビアを殺したやつを何匹か入れていました。
 写真撮るのを忘れましたが、6月ごろに産卵セットを組み、約5か月たってから割り出したところ20匹ほどの幼虫が確認できました。先ほども言った通り、ある程度協調性があり幼虫も一つのケースで何匹も飼うことができるので、自分は割り出した後再び元のケースに埋め戻しました。(決して小分けにするのがメンドかったわけではありませんw)人によっては成虫が幼虫を食べてしまうのを防ぐため、割り出した後は成虫と別々で飼うこともあります。

まとめ
 
今回はルイスツノヒョウタンクワガタを紹介しました。普通のクワガタとはかけ離れた生態を持つクワガタで、もうそれは奇蟲の域に達しています。スペースもそんなに取らないので、このクワガタはクワカブ屋さんにはもちろん奇蟲屋さんにもオススメですw マニアックなクワガタなので昆虫ショップにもあまり置いてないですが、もし見つけたときはぜひ飼育してみては?では!