悪石島産ルイスツノヒョウタンクワガタ飼育記

どうも管理人です。今回は2度目となる太閤殿下ことルイスツノヒョウタンクワガタ(Nigidius lewisi)の飼育記になります。このブログの記念すべき1回目がちょうど和歌山産のでしたが今回は悪石島のものとなります。
(久しぶりに自分の和歌山産ルイスツノの記事を見返しましたが若かったですね。文章のスタイルがぶっ飛んでて見てるだけで小っ恥ずかしかったです……)
ルイスツノヒョウタンクワガタは日本に唯一生息しているツノヒョウタンクワガタです。朽木の中で生活し、樹液には集まらず朽木の中にいる昆虫の幼虫やミミズなどを捕食し、さらに成虫が幼虫の世話をするというクワガタらしからぬ生態を持ったクワガタになります。
タランチュラやサソリといった所謂奇蟲が好きな私にとってめちゃんこそそられます。
メインの生息地は南西諸島といった南方の島々ですが和歌山の一部地域などにも生息しています。しかし現在、和歌山のルイスツノは採集禁止となっています。(生息場所が吉野熊野国立公園内)密猟しようものなら国立公園法違反で我々が捕まってしまいます。
(規制前に手に入れた方々、どうか絶やさず殖やし続けてください( ;∀;) )
ちなみに肉食クワガタで唯一甲虫王者ムシキングに登場したムシでもあります(超必殺技:イチゴイチエ)
で、今回入手したのはトカラ列島の悪石島のものになります。トカラ列島(十島村)の条例で昆虫採集自体が禁止になっているため、こちらも現在WD個体を手に入れることができません。今回のは規制前に採集された個体の子孫となります。

一応この写真、ペアを写しています。見ての通りオスもメスも同じ見た目をしています。ツノヒョウタンクワガタやチビクワガタといった肉食のクワガタはオスもメスも同じ姿をしているのでパッと見で雌雄を見分けることは困難になっています。
ルイスツノの場合は前胸部の縁の形やツノの微妙な発達の違いで見分けられることができます。(写真のは左がメス、右がオスだと思います……多分……)

悪石島産のものは他産地よりも大型化すると言われています。確かに以前育てていた和歌山産よりなんか大きくてツノの発達がスゴいような感じがします(KONAMI)
1,親個体入手

2024年10月に某オークションにてCBペアを購入。この水牛のように発達したツノ、カッコいいですねえ。
産卵セットはとりあえずコバエシャッター中にNマットを入れてガチゴチに硬詰めしたもので開始。今回は和歌山産の時と同じく産卵木無しで組みました。(決して産卵木の下処理が面倒くさいからっていうのじゃないんだからね!)
そしてお約束の潰したレッドローチを別容器に入れて1週間程栄養補給をさせた成虫を入れて準備完了。
私の場合、肉食クワガタの産卵セットには魚肉ソーセージやドッグフード等のエサは入れてません。こういうエサを入れっぱなしにしていると一瞬でダニが発生してセット内――特にマットの環境が悪化してしまう為です。肉食クワガタってこういう環境の悪化に意外と弱いんですよ。なので私のところでは割り出し時に成虫を別容器に隔離してから死にエサを与えたり、後は他のクワガタの若い幼虫を産卵セットに入れたりしています。
2,割り出し
アダムとイヴをエデンの園にブチ込んで約8ヶ月後、2025年6月に割り出しを決行。ときたまケースを覗いてみると3齢に成長した幼虫が見えたりしてたので成功しているのは確信していましたが結果は……

合計で14匹の成虫達が得られました。沖田さん大勝利です。ツノが大きく発達しているやつも何匹かいたのでスタートダッシュはかなり好調な模様でした。
改善点、反省点(メモ)
今回も和歌山産と同じ方法で組んでみたところ無事成功しました。ちょっと不安でしたが、やはりルイスツノは産卵木無しでも産んではくれますね。ただやっぱり産卵木があった方がもっと産んでくれたり幼虫の避難場所にもなるので次からは入れるようにします。
下処理めんどくせぇけd……ゲフンゲフン!
クワガタ飼育の基本さえ押さえておけば結構簡単に殖えてくれる種類かなとは思いますので、気になってる方は是非飼育してみてはいかがでしょうか。
今日の格言
ルイスツノは脳筋飼育でも殖える!!!
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現在カクヨム、ノベルアップ+にてライトノベルやブログ等を投稿していますので良かったら是非……読んでくれるともれなく喜びます。
カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/16817330648732192168
オブロングスツノヒョウタンクワガタ飼育記
どうも管理人です。オブロングスツノヒョウタンクワガタ(Nigidius oblongus)が1サイクル回せたのでそれの飼育記録を紹介していきます。
1購入〜産卵セット

2023年10月に東ジャワ島イジェン産WDペアをオークションにて購入。ルイスツノヒョウタンクワガタに比べて小さくツノもあまり発達していないのが特徴です。肉食のクワガタなので到着して3日間は潰したレッドローチを与えて栄養補給させました(肉食クワガタを増やす時に儀式みたいに毎回やってますが効果があるかは不明です……)
栄養補給後コバエシャッター小にNマットを固詰めしたセットにペアで投入。一緒にアルケスツヤクワガタの2令幼虫数匹を投入しました。ちなみに産卵木は入れていません
2 幼虫確認
年を越して2024年の2月3日に試し割りをしたところ3齢と2齢後期or3齢初期の幼虫を確認。アルケスの幼虫もいなくなってたのでちゃんと食べてくれたようです。
にしてもこの類のクワガタの幼虫ってマジで親と同じかそれ以上の大きさになりますねえ(;´∀`)
割り出し後、集団飼育していたアルケス幼虫のマットを入れてかさ増しし、親と幼虫を埋め戻しました。
3 蛹化確認

2024年の8月11日にケース越しに蛹化を確認。それ以前に試し割りをした時に2月に確認した幼虫が土繭を作って蛹化していたのですが、誤ってサナギごと割ってしまいダメにしてしまいました……それ以降はなるべく割り出ししないように管理していると再び産卵を開始したようで、ちらほらとケース越しから数匹の幼虫を確認できるようになりました。
4 成虫割り出し

蛹化を確認してから15日後の8月26日、蛹室からサナギの姿が消えていたので割り出しを行うと3匹の新成虫と4匹の幼虫を得られました。大きさは親虫とほぼ同じくらいでしたがツノはあまり発達していませんでした。結果はどうであれ、とりあえず無事に1サイクル回すことができました。
総括
以前飼育していた和歌山産ルイスツノヒョウタンクワガタの方法でやってみたところなんとか累代に成功しました。ネット上にほぼ情報が載っていない種類でしたが大きなクセもなく特に難しいとは思いませんでした。基本放置で大丈夫かと。ルイスツノを飼ってサイクルを回したことがある人なら難なく殖やせると思います。
産卵に関しては1年を通してダラダラと産むという感じでしょうか。実際に試し割りのときもゴマ粒くらいの卵を何度か確認しました。
ルイスツノのときはフジコンのクワデブロを使って増えてましたがマットは無添加〜低添加の完熟マットを使った方が無難かもしれません。
改善点・反省点(メモ)
幼虫の避難場所にもなるので柔らか目の産卵木を入れた方がいいかもしれません。エサの頻度も最低一月に一回くらいは与えて幼虫食いさせないようにしないといけないですね。
あといくらなんでも割り出し過ぎ(;´∀`) 気になるとついついやってしまうのが飼育者の性ですが事故を防ぐ為にも半年に1回くらいがちょうど良さげですかね。今回の改善点と反省点を踏まえて2サイクル目からはツノの大きさにもこだわっていこうかと思います。
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支店完成(ユウのクワカブブログ完成)
本家のブログをご存知の人はどうも、初見の人は初めまして、ユウです。
今日からクワカブのブログを書くことにしました。(このブログ自体は四週間前くらいに開設したんですけどね…)家で飼っているクワカブやカナブンとかの紹介や繁殖についてつらつらと書いていくつもりです。
本家ブログのクワカブバージョンだと思ってください。気が向いたらですが本家の方のクワカブ記事もこちらにも載せていくつもりです。
更新頻度は本家以上に超々不定期になりますがこちらの方もどうぞよろしくお願いします
【本家ブログ:https://yujdoearthtiger.hatenablog.com/?_ga=2.248319566.8147353.1604894799-1859763532.1529839665】




俺は本物のひょうちゃんを見たことがない(ルイスツノヒョウタンクワガタの飼育繁殖)
皆さんお久しぶりです。
~スーパー戯れ言タイム~
最近新型コロナが猛威を振るっていますね。自分は2009年(2008年?)の新型インフルエンザのパンデミックも経験していますが、ここまで日本を含め世界中で死者を出している感染症は見たことがないです。ここ数日で東京の感染者数も急激に増加しているので、この先どうなっていくのか分からないですね… 1日でも早く終息する事を祈っています。
本題
今回紹介するのは

ルイスツノヒョウタンクワガタ
(Nigidius lewisi)
外国のクワガタのような名前をしていますが、れっきとした日本に生息しているクワガタです。体長は2センチほどで、アゴの根元のところにツノが付いているなんとも風変わりなクワガタになります。
本州から南西諸島にかけて生息していますがそのうち本州の生息地が変わっており、和歌山、四国、九州の太平洋側でしか確認されておりません。一説では黒潮の流れによってこれらの地域に流れ着いたと考えられており、その証拠に海岸近くの森で本種の生息が確認されています。自分とこで飼っているのは和歌山産です。
ちなみにオスもメスも全て同じような外見になっており、普通のクワガタのような雌雄判別が困難となっています。このクワガタの見分けるポイントというと、前胸部の縁の形状がオスの場合は半月のような形になっており、メスの場合は三日月のような形になっています。そのためこのクワガタを繁殖させる際は産卵セットに複数個体をいれた方が成功率が高いです。
■雌雄の見分け方 - 昆虫専門 INSECT ULTIMA
さらにこのクワガタの変わったところは、生活のほとんどを朽ち木の中で過ごし、コロニーを形成するといわれています。そして一番の変わったポイントが、このクワガタ肉食性なんですw
ルイスツノひょうちゃんクワガタ pic.twitter.com/MuKC1I8JE5
— ユウXP(地老虎・歩行蟲)FGO・蟲垢 (@FGO_Earthtiger) 2020年4月2日
クワガタのメスが交尾後に産卵に向けて動物性タンパク質摂取のために肉食傾向が強くなるのはありますが、このクワガタはオスもメスも肉食性になっています。もうここまで来るとクワガタではなくて奇蟲ですね、これ
自分とこのルイスツノヒョウタンクワガタの飼育繁殖方ですがいたってシンプルで

こんな感じでフジコンのクワデブロを約半分を固く詰め、あとは普通に入れただけものになります。材は使っていません。エサは昆虫ゼリーよりも虫の死骸やクワガタの幼虫が一番嗜好性が高いようなので、うちではデュビアを殺したやつを何匹か入れていました。
写真撮るのを忘れましたが、6月ごろに産卵セットを組み、約5か月たってから割り出したところ20匹ほどの幼虫が確認できました。先ほども言った通り、ある程度協調性があり幼虫も一つのケースで何匹も飼うことができるので、自分は割り出した後再び元のケースに埋め戻しました。(決して小分けにするのがメンドかったわけではありませんw)人によっては成虫が幼虫を食べてしまうのを防ぐため、割り出した後は成虫と別々で飼うこともあります。
まとめ
今回はルイスツノヒョウタンクワガタを紹介しました。普通のクワガタとはかけ離れた生態を持つクワガタで、もうそれは奇蟲の域に達しています。スペースもそんなに取らないので、このクワガタはクワカブ屋さんにはもちろん奇蟲屋さんにもオススメですw マニアックなクワガタなので昆虫ショップにもあまり置いてないですが、もし見つけたときはぜひ飼育してみては?では!